2022.09.23
経営者魂経営者魂 ㈱マルイチ
「経営者魂」
㈱マルイチ
「やればできる を実践! どんなことも前向きにチャレンジする経営」
㈱マルイチ 代表取締役 大港喜史
新潟県の県央に位置する燕市は人口78,000人、隣接する三条市との境界には上越新幹線の
「燕三条駅」そして北陸自動車道の「三条 燕インターチェンジ」を有し、交通のアクセスも
良好で、世界に誇る金属加工の高い技術を駆使した金属洋食器は特に有名で、輝きや美しさは
勿論のこと使い易さにおいても高く評価され、国内シェア90%以上で「ものづくりのまち」
燕を代表する産業となっています。
マルイチは昭和51年3月 隣接する三条市の丸市屋時計店の「のれんわけ」で大港徹男が
燕市の商店街に独立創業し、車社会への変換や郊外立地の将来性を見据え、平成11年に現在
の場所に移転オープン、そのタイミングで現社長の大港喜史は家業に入り、プライム21に
入会するために平成17年に㈱マルイチとして法人化を行い、同時に大港喜史が代表取締役に
就任し現在に至っており、そんな大港社長にお話しを伺ってきました。
マルイチの郊外にある現店舗は中心商店街から車で5分の位置にあり幹線道路沿いの
一等立地で、敷地面積200坪の中に店舗面積50坪、駐車台数17台と大変恵まれた環境に
あり、元々は写真のプリントやカメラの販売が主力の店舗でしたが、郊外への移転と同時に
メガネに力を入れ、現在は総売上の70%をメガネ、写真関連が20%、補聴器/時計関連で10%
という比率になっており、スタッフは9名で、ご両親が事務関係、写真専門が1名、メガネ
が5名の構成で、主力のメガネに関しては65才以上の方が全体の40%を占め、45才以上では
70%になるそうで、55:45の比率で女性客が多く、商品構成もラインアート、バネリーナ、
パサパ、カムロ、オト、リドル、マサキマツシマ等が見やすく、選びやすくコーナー展開され
ており、大変明るく清潔感のあるお店になっています。
マルイチの外観
燕市は合併により大きくなりましたが、旧燕市内の人口は約55,000人で、旧市内から
近隣を含んだ約7万人を商圏人口として捉え、毎月チラシはほぼ欠かさず実施しており、
確実に地域内で認知度を高めているそうで、大港社長は高校まで地元で過ごし、父 徹男の
これからはメガネの時代になるので、しっかりと勉強してこいとの勧めで早稲田眼鏡専門
学校に入学し、卒業後5年間東京のメガネチェーン店2社で修業を行い、27才の時に郊外店
への移転に合わせて家業に入りましたが、2006年に船井総合研究所主催の東京メガネ研究会
に入会、さらに翌年プライム21に入り、多くのアドバイスと情報を吸収し、今迄とは全く
異なったお客様目線に沿った商品構成と売れ筋商品情報から学んだ新規商品の調達、時流に
合わせた販売方法、自分自身の感覚で行っていた各種の取組みや提案方法さらに価格設定
の見直し、とにかく実行できることはどんなことでも素早く行動に移し、プライム21に入会
して13年あまりで売上も2.5倍と急成長を遂げているそうで、家業に戻った当初はカメラ
関係50%、メガネ30%、時計等その他20%の構成から大きく様変わりしたそうです。
大港社長の好きな言葉は「損得より善悪」「損と得の道があれば、損の道を選ぼう」だそうで、
お客様の立場に立って限りなく要望に沿うようにしているそうで、
とにかくお客様がどんなことでも相談しやすい環境づくりにこだわり、徹しているとのことでした。
そんな大港社長の趣味は今は大変なブームになっていますが、8年前から一人キャンプにハマっており、
車で40分程のキャンプ場に行き、一人飯そして焚火の炎を何も考えずに眺めているのが、何とも
言えない至福のリフレッシュタイムで、開店時間前にお店戻り、仕事に向かうことができる
ベストな趣味とのことで、社長自ら率先して元気を出してお店の雰囲気を明るくしていく源になっているようです。
清潔感のある明るい店内の様子
マルイチでは毎月のチラシは勿論のこと、お客様へ購入後のお礼状は徹底して行い、相談
されやすい環境づくり、メガネ以外のお客様に対しても似合うメガネの提案、見やすい
メガネの体感など、次回のメガネ購入につながり選ばれるお店になるよう努力をしている
そうで、より多くのお客様から「燕にマルイチがあって良かった」と言っていただける
ようになることを目指し、常に新鮮な品揃え、お客様から満足いただく親近感のある接客、
さらに十分な説明をしながらの視力測定に心掛け、お客様からの口コミも含めて、とにかく
マルイチの魅力を知らないお客様に少しでもマルイチの魅力を知っていただき、もっと
多くの方からご来店いただけるよう取り組くんでいる姿がよくわかりました。
マルイチさんの益々のご発展、そして大港社長のさらなるご活躍を心より期待しています。
「ありがとうございました。」
取材:2021年3月
(全て敬称略)
さりげなく備品もフレームと一緒に提案しやすくなっている店内
【お店情報】
□会社名 株式会社 マルイチ
□所在地 〒963-1289 新潟県燕市太田2843-3
□Tel 0256-62-3434
□Fax 0256-62-3434
□ホームページ https://maruiti.shop/
□代表者 代表取締役 大港喜史
□資本金 7,000,000円
□駐車場 17台
□営業時間 AM8:00~PM8:00
AM8:00~AM9:00/PM7:00~PM8:00の各1時間は予約専用
□定休日 第3/第4水曜日
□スタッフ数 9
□主な取り扱いブランド
ラインアート、パサバ、カムロ、オト、テイラー ウィズ リスペクト、リドル、
マサキマツシマ、プロポデザイン、バネリーナ、G4 Old & New、ヴィオルー